Second Lifeには夢がつまっている

現実と似て非なる異世界SecondLifeについてのあれこれ

C:SI剣術界、ちょっとピンチです。

どうも、xionowelことMallow McMillanです。Xileen Jewellです。\2垢です!/

さて世の中的にはすっかりニッチな存在となってしまいました、仮想世界Second Lifeですが、その中でもまた限られた更にニッチな世界、C:SI剣術界と言うものがあります。

このC:SIと言うのはかの有名なアメリカンドラマではなく、samurai islandと言う海外のsim(近年simカードなるものがありますが、SLでのsimは一つの街のようなものだと思ってください。)発祥の戦闘システムでして、正式名はcombat samurai island、略してC:SIとなります。

ニッチニッチと言いながらも少なくとも10年は続いてるかと思われます。私のアカウントが10年目であり、当時すでにシステム的には完成されていたので。

samurai islandと言う名称から察せられるかもしれませんが、この戦闘システムのメイン武器は刀です。

FPS視点で、刀で他のプレイヤーと戦う対人格闘ゲームと言う感じです。

海外発祥でありながら刀メインと言う時点で既にちょっと面白いですよね。

そしてこんな世界で10年続いてきたと言うのはそれだけの評価がされ、洗練されたシステムであると思ってください。

いわばスト2で10年戦ってるような感じです。たぶん。

 

 

さて、そんなC:SIなのですが、今いろいろとピンチを迎えております。

◆ピンチ1、日本の剣術大会が途絶え、和風simもプレイヤーも減少傾向。Second Life全体的にも規模縮小傾向。

全体的な人口の問題、SLの規模縮小は間違いなくあるようです。今や14年目に突入しました。他にも色んなサービスが出てきています。やむをえないと思います。

それでも、自由度の高さが唯一無二の世界であり独自の魅力を備えてることもあり、離れられない人もまだまだたくさんいます、個人的には、14年目の仮想世界であることを考慮すると、まだ十分に人が多く、廃れたと言う感じもありません。

なんだかんだ人気イベントなどはすぐに人が混んで三日三晩は混雑し、四六時中駆け込むことすら容易ではありません。

とまあこれは全体的な話。

C:SI剣術界的には、ぶっちゃけ他の国ではどうか細かく知らないんですが、日本でのプレイヤー人口は確実に減っています。

日本でのC:Si剣術界は、ちょうど私がSLを始めたころ、9年と半年ほど前から広まりはじめたようです。

私の知る限り古くはFurry JapanのFakefur Okonomi氏がインワールドの指南書を作成し配布され、そして新選組指南サイトを作り、そしてEDO JAPAN simが日本で初めての剣術大会、江戸剣術大会を開くようになり、日本では愛好者が流派と言う名のグループを作り、皆どこかに所属したり交流戦をしたりして、だんだんと盛り上がっていきました。

江戸剣術大会は規模が次第に大きくなり、運営が難しくなったところで終了し、後にkyoto BAKUMATSU simにて京都剣術大会へと引き継がれたのですが、日本ではC:SIの聖地となっていたEDO JAPANもkyoto BAKUMATSUも、今は土に返りました。

歴史あり、名のあった和風simも今は減少傾向なのです。(新しく増えるものも当然あります。)

日本は剣術大会と言う大きなイベントを失って今年で3年目。次第に界隈自体も盛り下がったようです。

 

 

◆ピンチ2、開発者が雲隠れ。どちらかと言えばこちらがピンチ!

雲隠れ理由は、まあいろいろあったりしたようです。\(^o^)/

このC:SIと言うシステムは4つのベンダー(MUSASHI、灰、Daikon Forge、Archtek)が独占共有していて、そのベンダーが開発する以外、外部には全く漏らされていないものでした。

SLには色んな戦闘システムがありますが、どのシステムも、同じようなものを作ってもチャンネルなどが合わなければそのシステムでは戦えないのです。C:SIも然り。

そんなわけで、完全社外秘が守られたこの強固なシステムは、ベンダーが誰かに引き継ぎでもしなければ新たな開発者が生まれませんでした。

しかし引き継ぎなしで、何年か昔にArchtek、そしてつい最近Daikon Forgeが雲隠れとなりました。

残るベンダーはMUSASHIと灰ですが、動いてたMUSASHIは5年ほど前のこと、灰は私が始めた当初からラインナップが変わっておりません。

そして何より大切なのがこのことにより無料のdemo版、木剣、木刀、と言うアイテムが失われた事。

このゲームの武器は一つ800L$、日本円にして約320円と言ったところです。SLで言えば割と高価な買い物です。

私は最高に楽しいゲームですが、やはり人によるところではあるので体験してもらい、楽しめるかどうかは重要なところです、なのにその重要な部分を担うdemo版が失われ、新規参入の敷居がぐんと高くなってしまいました。

尚、C:SI発祥の地であったsamurai island simも昨年消滅したようです。

(ちなみに公式ページでは長年に渡る戦績が全て記録されています。決着が付くと自動で誰が誰を何処で倒したか記録されるのです。ただ、鯖が落ちてるのか最近開けるページも減少傾向です。\(^o^)/)

 

 

◆ピンチをチャンスに。C:SI界隈の最近の動きと私の構想。

率直に言ってしまうと、私は日本のC:SI界隈の昔の賑やかさをもう一度、ムーブメントを起こしてみたいんです。

人が減り、知っている人が減った今だからこそ、この面白い競技にはインパクトが秘められていると思います。

と言うわけで初心者の取り込み、サポート体制の確立をやっていきたいと思い、最近は活動しています。

具体的には、先ず木刀を使った初心者向けの教室を開くこと、教室時間外でもサポート体制が敷けるように、Japan CSI Union(日本C:SI剣術倶楽部)と言う日本のC:SI専用グループを活用します。

先ほど木刀は失われたと言いましたが、実は痺れを切らしたC:SI海外の動きで代替システムの開発が進んでいます。内容はC:SIをベースに作られていると言うことで、作っている人もC:SIどっぷりの人なので出来に期待したいと思います。(聞いた話では良い出来なようです。)

そして初心者向けの木刀のみのぷちトーナメントなどを開き、懸賞として製品版の刀がもらえる仕組み、その刀や大会の懸賞金の基金を目的としたグループの設立などを考えています。

そして、剣術をやるための大きな目標となるよう、日本の剣術大会を復活させます。asura Baguierさんが管理されるaaa,zzz,www simにて、安土剣術大会を来年、2017年2月10日(金)、11日(土)開催を予定として目星つけています。

 

 

私が今ざっと考えているところ、とりあえずこんなとこです。

どれが成功し、失敗するかはやってみるまでわかりません。

C:SI界隈的には、新システムへ移行し、そちらで盛り上がるかもしれない、激動と変遷の時代かもしれません。

 

と言うわけで、私も私で10月より剣術指南も出来る茶屋兼道場"白辰庵"をオープンしていきたいと思います。(普通にチャットなど会話しに来るだけでもOKです。ただし私の都合で不定期です。)

もしC:SI剣術に興味があるかたがおられましたら、SLにてMallow McMillan、もしくはXileen Jewell、もしくは@xionowelまで一声ください。

この話自体に興味のある方、大会スポンサーなどもお待ちしております。

普通に遊びのお誘いもお待ちしております。*\(^o^)/*

突然の長文エントリーでしたが、ご拝読ありがとうございました。